バンドのホームページ&サイトを作成する時の3つの心得!

バンド活動において、避けても通れないのがチケット販売。ライブハウス側から課せられるチケットノルマの事ですね!
駆け出しのバンドだけに限らず、地下アイドルとして活動する人にとっても死活問題ではないでしょうか?
人数が多いバンドならまだしも3ピースバンドや、ソロアーティストはかなりきついのが正直なところ。
中には、チケットが売れなくても「自分でお金を払えさえすればライブが出来る」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、そんなバンドマンがステージで「今日は来てくれてありがとう!」と言ってる姿を想像してみてください。
ライブハウス側の人間なら「お前チケット売ってねーじゃん」と、心の中でツッコミをいれてるハズです。
ライブは自分でお金を払ってするものではありません。
対バンするバンドが頑張ってお客さん呼んだのに、自分達は販売0枚。
確かにノルマは、お金を払えば解決する問題かもしれませんが、ライブハウス側も対バンするバンドも、誰もがそんな事は望んでいないのです。
という事で、この記事では出来る限りチケット販売が促進できるよう、バンドのホームページを作成する際に意識すべき心得をお話させていただこうかと思います!
バンドのホームページをつくった方がいい理由
好きなアーティストのTwitterなどのSNSや、オフィシャルサイトを覗く時に自分が何を見ているのか思い出してみてください。
直近のライブスケジュールや、ライブレポート、音源の発売情報などのハズです。
もし、それらがなければ、普段からバンド名を目にする事がなくなり、徐々に記憶から消えていっていたかもしれません。
バンド名を露出する場を増やすことで、バンドの情報を伝えられるだけではなく、応援している人にとって、バンドをより身近に感じてもらいやすくなるのです。
バンドのホームページをつくる際の3つのポイント
①今1番伝えたい事はトップページに集約させる
お客さんがバンドのホームページを見る際、検索からどこのページにやってくるのかを想像してみてください。
気になるバンドを検索する際に、必ずトップページにやってくる事かと思います。
そこで意識すべきなのが、新規で訪問してくれた人に、「見せたいモノから順番に見せる」という事です。
マーケティングが絡むメジャーアーティストのオフィシャルサイトを見ると、ほぼ新譜の情報や直近のライブ情報だと思います。その次にチケット販売会社へのリンクなど。
そのような作りを踏まえた上で、自分達がバンドのホームページを通して、新規で訪問してくれた人に対し何を1番伝えたいのか洗い出し、トップページを構築するとよいでしょう。
②チケット販売の導線を考える
バンドの集客によく利用されるのがTwitterやFacebookなどのSNSツール、Youtubeなどの動画サイトです。
ネットで発信するページは、主にライブスケジュールのページがほとんどかと思われます。
上記の①で、直近のライブ情報を掲載する事の重要さもお伝えしたように、ユーザーが流れてくる最初のページだけはチケット販売までの導線をしっかりつくっておく必要があります。
もし「ライブ行ける日あるけど、どうしよう」と迷ってるお客さんがいたとして、どうアプローチすべきかを考えなければなりません。
パっと思いつのが、対バンのYoutubeなどの動画を掲載し、イベント自体の魅力を伝えるなどでしょう。
気のきいたコメントなどがあれば、迷ってる人の背中をポンと押してくれる材料になるかもしれません。
そこで「よし!ライブに行ってみよう!」と思ってくれた人には、次のアプローチが必要になってきます。
それが「チケット予約がやりやすいか?」です。
面倒くささや煩わしさを感じただけで、ホームページから離脱してしまう人だっているかもしれないのです。
ライブに行こうと思ってくれた人の気が変わらない内に、簡潔にチケット予約まで誘導しきることが重要です。
専用の予約フォームを用意してあげるのが最善ですが、Eメール送信の予約形式の場合、予約用のテンプレートを事前に用意しておいてあげるとより親切だと思います。
③自分達がライブをしなくても、音楽を世の中に発信し続けてくれるホームページ
毎月何本もライブをこなし、その都度新しいお客さんを獲得し続けられるバンドならば関係のない話かもしれませんが、ホームページは自分達がライブをしていない間も、自分の音楽を常に発信してくれる場です。
対バンのホームページからやってきた人に対し、興味を沸かせられるライブ動画やPV、無料ダウンロードの曲はありますか?
人から人に口コミで音楽が伝えられる場合、まずは音楽や動画をシェアすることから始まります。
いくら良い音楽をやっていても、シェアしにくいホームページは人から人へ伝えられることはありません。
本格的に集客を検討する場合、動画や無料ダウンロードの曲などはコンテンツとして用意していた方がいいかもしれません。
最後に
ここで紹介したホームページのつくりのコツは、お客さんがやってくる入り口から、「チケットを売る」という目標達成までを逆算して考えたものです。
SNSでライブ情報を発信する場合、実際にSNSの入り口からチケット予約までの導線を、客観的に辿ってみると、今まで見えなかったお客さんの気持ちが少しでも分かるかもしれません。
「面倒」「煩わしい」「ここにコレがあったらいいのに」など、ネガティブな感情が沸き起こるならばホームページの改善の余地ありという事になります。